NPO法人 BEPPU PROJECT
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
【レポート】世界の温泉文化創造都市を目指して
2007年11月27日、28日に開催したシンポジウムの報告です。


b0111346_8571272.jpg




<世界の温泉文化創造都市を目指して>

 今日、全国の中心市街地で老朽化や空洞化がみられる中、従来の単一的な価値観ではなく多様性を受け入れる地域社会やそれを支える文化基盤の創出、住民福祉の向上が求められています。
 このシンポジウムでは文化・アートによる地域再生の先駆けとなる都市から招聘した講師や都市プランナーと地域住民が集まり、文化事業を商品化し輸出する試みやアートによって町が再生した事例などをを紹介し、これからの中心市街地のあり方、別府における「創造都市」の可能性について話し合われました。

・27日
基調講演:アートで都市が甦るー国内外の創造都市の潮流からー
吉本光宏(ニッセイ基礎研究所芸術文化プロジェクト室長)

 吉本氏はアートによる都市再生が世界各地で始まっているという状況を踏まえ、現在の芸術文化をとりまく環境の変化や芸術文化による社会変革の課程、またEU諸国の代表的なクリエイティブシティの事例を紹介。国内においては、横浜市や大阪市の取り組みやアートNPOの牽引によるクリエイティブシティを紹介した。
 さらに別府のポテンシャルをあげた上で、本シンポジウムの方向性や別府でのクリエイティブシティの可能性を示した。

講演:文化による地域再生
ジャン=ルイ・ボナン(フランス/ナント市文化顧問)

 ジャン=ルイ・ボナン氏はフランス・ナント市での都市再生を紹介。失業率約20%だった町で、公共の場におけるアーティストの活動や支援を行うことで、低料金で質の高いイベントを開催したり、文化事業や芸術における人材育成をすることえ、文化による雇用創出や文化の輸出事例など、具体的な内容を紹介。

・28日
講演:創造都市の可能性
チャールズ・ランドリー(イギリス/コメディア代表)

 創造都市論提唱者であるチャールズ・ランドリー氏は、創造都市(クリエイティブシティ)の考え方や想像と死による各国都市の再生事例を紹介した。創造都市において大切なことは、アーティストや創造的経済活動に参加している人が重要なのではなく、創造性の文化の存在や創意に富んだ方法で物事に取り組む人がいること、であると説明。

プレゼンテーション:別府市独自の次世代型アートセンター
山出淳也(NPO法人BEPPU PROJECT代表)

 山出淳也は別府市中心市街地の複数の空き店舗を利用した文化施設の計画を紹介。クリエイティブシティを目指すための具体的な案を提案。

パネルディスカッション:創造性を活かした別府の再生へ

 モデレーターに吉本氏、パネリストにチャールズ・ランドリー氏、ジャン=ルイ・ボナン氏、山出淳也、そして浜田博別府市長をお招きして現在の別府市中心市街地の状況を踏まえた上で、創造都市にとして再生するための具体的なディスカッションを行った。


b0111346_858288.jpg

b0111346_8584642.jpg

[PR]
by beppuproject | 2007-12-30 09:00 | 告知/報告